長年使ったスチールの熊鈴からいい音色を求めてモンベル新山下店へ

ギア

Contents

登山の必須アイテム、熊鈴

ウェアやシューズなど身に着ける装備以外にも大事なアイテムがあります。それは熊鈴(熊よけ鈴)。Bear Bell(BBと勝手に心の中で呼んでいます)。幸いにしてまだ熊と直接対面したことはないが、いつかその時は必ず来ると覚悟しています。体力がある時ならいいけど(あまり良くはないか)、山にいる時は大概体力はギリギリなんです。そんな時に熊と遭遇したらどうしたらいいだろう? 逃げる? 戦う? 山は熊にとってはホーム、こっちはお登りさん。完全にアウェー戦という圧倒的不利な立場で何ができるというのか。逃げたって絶対に追いつかれるのは明白だし、戦うにしても持っているのはトレッキングポールくらいだ。そんなもので突いたところで熊には大したダメージを与えるなんて間違っても期待できない。一時期は本気でアマゾンに売っている熊撃退スプレーを購入しようかと思ったこともあります。そのくらいビビリなんです。

山の中ではなるべく自分の存在をアピールすることがクマと遭遇する危険を回避する最大の手段です。山ですれ違う人は大概クマ鈴をつけています。たまに小型のラジオを流しながら歩いている人も見かけたりします。

山に行く時は必ずクマ鈴を携帯していますが、かなり大きな音で響くのでアピールにはいいかと思い、周りに人がいなければ時折、指笛を吹いたりします。

東京都環境局によれば都内(奥多摩方面)でもツキノワグマの目撃情報がかなりあります。高尾や丹沢など身近な山にも生息しています。そんな身近な存在のクマも元来臆病な性格だということで、人間の気配を感じたら逃げるらしいです。もちろんこちらもクマの気配を感じたら即退散しますが。そんな臆病者同士でも時々、深い藪の中、水の音が大きな沢や降雨中などの状況だとお互いに気づかずに鉢合わせになってしまうことがあるらしいです。

【Amazon人気ランキング】熊・けもの除けグッズ
【楽天市場人気ランキング】熊鈴

CHUMSのBear Bell

登山を始めた頃、その可愛らしさに一目惚れして買った熊鈴はCHUMSの熊鈴でした。鈴の中に鉄の球が入っており、振るとその球が転がってガラガラと音がなるタイプです。ストラップベルトには磁石が入っていて、音を鳴らしたくない時は球をその磁石に吸い付けておける機能もあります。

熊鈴(BEAR BELL)
CHUMSのBear Bell

長年使っていたのですが、この熊鈴はバックパックに付けていてもかなり激しく動かないと上手く鳴らなかったので、トレッキングポールのグリップのストラップに装着していました。イメージは錫杖です。それこそ、近くの藪でガサガサと不穏な音がしたら、心の中では「立ち去れい!」と唱えて、その錫杖風のそれを音の方へ向かって打ち鳴らしたものです。

錫杖のイメージです。(出典/高尾山薬王院公式ページ

長年愛用していたんですが、落としたりしてかなりくたびれてきたので買い替えをすることしました。

モンベルのトレッキングベル

新たなる熊鈴を求めて、モンベル横浜しんやました店へいくことに。駅からかなり離れているのですが、売り場面積が広く、かなり品揃えがいいです。さらに嬉しいことにアウトレット品も多いので、何かいいものはないかな?と掘り出し物探しをしに良く行きます。

アウトドアショップのモンベル新山下店の熊鈴
様々なタイプの熊鈴
アウトドアショップのモンベル新山下店のマスコットの熊鈴
モンベルのマスコットの熊鈴も発見

CHUMSの鈴はガラガラとした音だったので、今回は透き通るような音がでるタイプにしました。真鍮製のこの鈴は揺らすとキリーンと甲高い音が響きます。サイレント機能付きのものもあったんですが、無しのものをチョイスしました。今後はこの鈴で最低限、自分を守ります。

熊鈴(BEAR BELL)
モンベルのトレッキングベル

低山登山ではよく「こんなところに熊なんが出ないよ」と熊鈴がうるさいと文句を言う人がいると聞きますが、人間のテリトリー内でさえ、熊との不意の遭遇のニュースがよく聞くようになりました。後悔先に立たずに立たずとは良く言ったもので、事前にできる限りの準備はすべきですよね。

【Amazon人気ランキング】熊・けもの除けグッズ
【楽天市場人気ランキング】熊鈴

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP