着脱が簡単でコンパクトな軽アイゼンを求めてモンベルへ行ってみた

ギア

今年は季節外れの雪が多い年。近くの山でも残雪の報告がTwitter などのSNSに投稿されており、滑り止めのスパイクが必要になりました。そこでいつも行くモンベル新やましや店へ行くことに。

モンベル  新山下 新やました

 

今回の目的は登山に携行しやすく、着脱が簡単なもの。もちろん価格や、デザインも頭の隅にはありますがそれらは購入の決め手の順序は下がります。

週末の登山のため、なんとしても今日は買って帰らなければいけないのです!という秘めたる決意とともに登山用品が置いてあるエリアの店員さんに声をかけてみました。基本的にビビリなのでなかなか店員さんに声をかけることがないのですが、腹は背に変えられないと勝手に思い込み、人柄の良さそうな方に思い切って聞いてみました。

ざっくりと使用するシチュエーションをたどたどしく伝えると、3つの商品(チェーンスパイク1商品と6本爪アイゼン2商品)をやさしく紹介してくれました。

モンベル アイゼン

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Contents

モンベル チェーンスパイク

モンベル チェーンスパイク
チェーンスパイク(出典/モンベル公式ページ

●価格/¥5,060(税込) ●サイズ/S(20.5〜23.5cm)、M(23.0〜26.0cm)、L(25.5〜28.5cm)、XL(28.0〜31.0cm) ●重量/280g(S)、325g(M)、360g(L)、405g(XL) ●収納サイズ/7×10.5×9cm

チェーンスパイクは車の冬走行時タイヤに履くチェーンのように、靴のソール全体をチェーンで覆います。そのチェーンには小さな爪が着いています。着脱はラバーバンドで固定するので簡単です。冬の低山や雪渓歩行で使用してくださいとのこと。また持った感じはとても軽かったです。

ただ心配事もあります。ラバーバンドで装着するので着脱が簡単だという事だったんですが、脱が簡単ということは取れやすいのではないか?という疑問が湧き上がります。モンベルチェーンスパイクには靴のサイズに合わせたサイズがあり、S(20.5〜23.5cm)、M(23.0〜26.0cm)、L(25.5〜28.5cm)、XL(28.0〜31.0cm)の4種類。いつも履いている靴は26.5cmだったので、MとLの谷間のサイズです。聞いてみるとそれぞれのメーカーやブランドによって靴の形状が一定ではないため一概には言えないので、一度靴を持参して合わせてみることをおすすされました。確かにその通りだと思ったのですが、今回は時間がなかったのでチェーンスパイクは見送りました。

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モンベル スノースパイク6

次におすすめされたのが6本爪の軽アイゼンの2種類。一つは紐のストラップで固定するタイプ。もう一つはスノーボードのバインディングのようにラチェットバンドで固定するタイプです。両方とも足裏の中央付近にしか爪がないタイプの軽アイゼンです。

スノースパイク6 クイックフィット

モンベルの軽アイゼン スノースパイク6 クイックフィット
スノースパイク6 クイックフィット(出典/モンベル公式ページ

●価格/¥6,380(税込) ●サイズ/S(21.5~23.0cm)、M(23.0~26.5cm)、L(26.5~30.0cm) ●重量/520g ●収納サイズ/12×19×9cm

グローブをしながら着脱が簡単なそうなのはラチェットバンド式の「スノースパイク6 クイックフィット」。重量や収納サイズはチェーンスパイクと比べると少し嵩張ります。

ただやはり問題は靴と合わせたサイズです。前述の通り、靴のサイズが26.5cmなのでこちらもバッチリと谷間のど真ん中という悩ましい問題が浮上しました。

スノースパイク 6

スノースパイク6(出典/モンベル公式ページ

●価格/¥5,720(税込) ●サイズ/フリーサイズ(21.5~30cm) ●重量/490g ●収納サイズ/11×18×4cm

こちらは紐のストラップでガッチリ固定するタイプの6本爪アイゼンです。重量はチェーンスパイクと比べると少し重いのですが、収納はスタッフバッグにコンパクトにできるので、携行性はバッチリです。またサイズがフリーなので、晴れて靴のサイズに合わせる問題がクリアされました。ついに念願の軽アイゼンを手に入れることができた喜びに包まれながら帰宅しました。

購入したスノースパイク 6を早速開封

家に着くなり、買ったばかりのスノースパイク6を開けてみます。箱を開けると収納用のスタッフバッグとケイアイゼン本体(左右)と説明書が入っています。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
付属の専用のスタッフケースに収納できる
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6の説明書
英語と日本語の説明書

せっかくなので重量と爪の長さを測ってみます。重量は両足で484g。爪の長さは約23mmでした。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
重量は両足分で484g
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6の爪の長さ
爪の長さは約23mm

スタッフバッグに収納したサイズ感は、身近にあったティッシュペーパーの箱と比べたところ少し小さい程度でした。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6のスタッフバッグのサイズ
ティッシュペーパーの箱と比べて長辺は2回りくらい短い
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6のスタッフバッグ
厚さは同じくらいかやや低い

スノースパイク6を装着

一通りマニュアルを読んでなんとな〜く理解したので、習うより慣れろというのが信条なので装着練習をしてみようと思います。

【動画】
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
爪はプレートに6本付いている

右足から装着してみます。まずは軽アイゼンのバックルが足の外側(右足なら右側)にセットします。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
これは右足用なのでバックルは外側(右側)

そして足の土踏まずの中心にアイゼンのプレートを合わせて、靴を載せます。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
土踏まずを全体の中心に合わせて足をセット

そして踵をしっかりとストラップを掛けます。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
踵のストラップを合わせる

ストラップを襷掛けのようにクロスさせるようにまず外側前方(右側)のリングに通します。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
外側のリングにストラップを通す
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
遊びがないようにしっかり締める

そして足の甲を渡って内側前方(左側)のリングに通します。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
チェーンがついたリングにストラップを通す
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
しっかりと締め付ける

前方のストラップをクロスさせたら、右の踵バックルに下から通し挟みます。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
指でバックルを押し上げて挟む
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6

しっかりとストラップを締めて全体を調整したら、バックルの穴に通したら固定されます。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
バックルを挟んだら、そのまま隣の穴に通す

余ったストラップは歩行の邪魔になるので折り込みます。説明書にはバックルから約6〜7cmで切り落として調節してくださいと書いていました。

モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
余ったストラップを織り込む
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6
モンベルの軽アイゼン,スノースパイク6

装着は非常に簡単で慣れたら片足1〜2分ほどでできるようになりました。サイズも着脱も簡単なので非常に満足です。

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